何か新しいことを始める時に感じる不安をどう取り除くか

子どものころから、新しい習い事に行くのが超苦手だった私

3月4月とたくさんの子どもたちが新しく塾に入会してきました。最初は緊張していた子たちも、今では塾に慣れ笑顔も出てきて、楽しそうに通っています。


このように、何か新しいことを始めようとするときには、緊張が伴います。

実は私は小さいころから新しい習い事に通うということが、とても苦手でした。

今でも新しい場に行くときや、新しい人に会う時などはとても緊張してしまいます。

そのために行く前から気持ちが落ち込んでしまい、そもそも行くことをやめることもあります。行く前からドロップアウト。


やった方がいいのもわかってるし、やる気もある。でもやれない。チャレンジできない。そんな人って結構いるんではないでしょうか。

何か新しいことを始めようとする時、どうやればその一歩が簡単に踏み出すことができ、そしてそれを長く続けることができるのか。

2つの目線で考える

このことを考えるときに、私は2つの立場の目線で考えることができます。

まずは塾を運営してるので、生徒を受け入れる側の立場。

そしてもう一つは、大人になり最近は私も色々新しいことに挑戦したり、新しい場に行くことも多くなったので、そういったやる側・お客の立場。

私は両方の目線で、この「通いたいけど通えない問題」を見ています。


この二つの立場からこの問題を見ていると一つのシンプルな答えが見えてきます。

何が問題で挑戦することを躊躇したり長続きしないのか。どうすれば何事にも挑戦できるようになり、さらに長続きするか。

それは不安がなくなることです。

不安をなくせば、人は居心地がよくなる。

なぜ挑戦できない、そして長続きしないのかというと、それは不安だからです。

不安にはどんな不安があるのか。


たとえば新しい場所に行く時、その場所に行って自分が受け入れられるかどうか。その場所に行った時に自分の居場所があるかどうか。

極端に言うと、その場所が自分にとって生きて行ける場所なのか。自分の命が脅かされることはないかという不安です。

身の危険もなく、身も心も安全だと思えることが、まず大切なことです。


他にもそこにいる人たちに自分は受け入れられるか、仲間外れにされないか。

そういった人との関わりの不安というものもあります。

これらの不安がなくなれば、新しいことに挑戦したり新しい場所に行くことに対して、躊躇したり諦めたりすることは減るのではないでしょうか。


例えば新しい習い事でも、友達と一緒に行く時や、元々その習い事に友達がいるという場合は、挑戦のハードルはぐっと下がりますよね。

というわけで、塾を運営している私としては、まずはこの身も心も安全な居場所をつくることに力を入れ、教室運営をしています。

教室に来た時に出迎えたり、座席に案内したり、一人でさみしそうなら話をして盛り上げたり。

安全安心をつくる。これに全力を注いでいます。

できるから長続きする

次に、どうやれば長続きするかということです。

この時も、大切なことは不安がないことです。

この時に出てくる不安とは何か。

それは、自分はできるようになるのか、難しすぎて自分にはできないのではないだろうか、できないことで恥をかくのではないか、そういった不安です。

そして、実際にできるようになることが大切です。

基本的に人間はできないことよりもできることの方が、気持ちがワクワクします。当たり前のことです。

できないことをずっと誰からも褒められることなくやり続けるというのは、とても苦しく普通の人間であれば続きません。

自分の好きではないこと、勉強であれば尚更やる気は続きません。

だから最初は、できないことばかりやるのではなく、必ずできることから始めることが大切です。

とても簡単なとても小さなことをちょっとずつできるようになることで、自信がついてその事が好きになってきます。

好きになることでさらにやる気が出て続けることができる 。

この「やる気サイクル」に入れば、やる気をもって続けていくことは簡単なことです。


塾では、この「できないのではないか」「自分にとっては難しいのではないか」という部分を、個別指導という少人数指導で解決しています。

その子ができるところまで戻って小さなハードルを少しずつ越えながら、自信をつけていけるようなカリキュラムを個別に作成しています。

学校のような集団形式の授業だと、学力が違う子同士が同じ授業を受けることになり、全員に対して丁度よいレベルの授業をやることは不可能。

勉強が苦手な子にとっては、自分の学力に合ったレベルの授業を受けることができる個別指導の方がいいですね。



このように、様々な不安を取り除くことが、新しいことへ挑戦したり、自信をつけていくことにおいて非常に大切なことです。

私は、自分自身が人見知りなので、新しく塾に通う子の不安な気持ちがよくわかります。

子どもたちが塾に来ても「不安を感じない教室運営」を、これからも目指していたいと思います。