広告宣伝編【なかま塾ができるまで part3】

FCでなくて自分で個別指導塾を作れるようになる企画、なかま塾ができるまで。

なかま塾の新規開校を振り返りながら、個別指導塾の作り方をご紹介します。FCに高い金を払わなくても最高の教室を作れるようになるための記事です。


さて、前回は、【物件選び編】でした。
→物件選び編【なかま塾ができるまで part2】

今回は時期的なものもあるので、広告宣伝について、なかま塾のやり方をご紹介します。


まず、今回新規開校した十三部教室の広告宣伝について。

新規開校でやった広告宣伝は3つ。

・新聞折込チラシ
・中学校の校門でチラシ配り
・Facebook広告

この3つです。今回初めてFacebook広告をやってみました。これ以外にはお金がかかるような特別なことはしていません。


まず新規開校でやることといえば、新聞の折り込みチラシですね。なかま塾でも新規開校時には折り込みチラシを入れます。

今回のチラシはこちら。表面の上半分。実物はB4サイズの両面フルカラー。
このデザインは、1年目からほとんど変わってません。かなりのマンネリ具合。ちなみに、イラストレーターを使い自分で作ってます。

現在、イラストレーターは月額課金で安く使えます。イラストレーターを使えると、塾の広報関係の仕事がいろいろ捗るので、かなりオススメです。ただ使えるようになるまでに100時間ぐらいはかかりますが。デザインをまったく作れない、時間がないという人は、印刷屋さんや折り込み屋さんにお願いすればやってくれると思います。イラストレーターについてはまた後日。


今回の十三部教室は11月下旬からのスタートでしたのでその辺りに2回折込チラシを入れました。だいたい狙っている地域に1万枚で撒けるのでそれを2回で2万枚。

折込チラシの折り込み料金は地域によって違いますが、久留米市は一律3.3円です。他県と比べると結構高い方かも。これにチラシの印刷料が1.5円ぐらい。だから1枚あたり合計すると5円程度。

たぶん2万枚で1.5円の印刷費は、格安と思います。春とか夏の募集で10万枚とかなると印刷費は1枚1.2円とかになります。1.2円ってかなり安いと思いますが、地元の折り込み屋さんに頼んで印刷してもらってこの値段。ネットの最安値よりもたぶん安いですが、一つカラクリがあります。

普通、チラシって53kの厚さの紙でやりますが、これより一つ薄い紙でやっています。その分安い。ただ、ネットで格安業者に頼んでいた時の53kの紙とどうも同じような厚みなんですよね。ほとんど一緒。

というわけで、薄いといっても厚みはほとんど変わらないので、地元の業者に頼んでます。安いし、送料もなし。ネットで安く印刷するのもいいですが、こうやって地元の業者さんにいろいろ相談してみるのもいいかもですね。

今回の十三部教室は、2万枚×5円で10万円ちょっとかかりました。新規開校の折り込みチラシはこの2回しか入れていません。

もう折り込みチラシで生徒を集めようとは思ってなくて、軽いお知らせと考えてます。だって子育て世代のご家庭はほとんど新聞とってないですからね。

取っている人も年配の方が多いので、塾のチラシを入れるというのは魚のいない池で釣りをしているようなもの。

この春の募集では例年通り折込チラシを入れますが、もう最後かなと思ってます。

1教室目は2月オープンで、かなりの枚数の折り込みチラシを入れました。2月の頭ぐらいから週に1回を4月の中旬ぐらいまで。計10回ぐらい。1回で1万枚で、費用としては50万以上かかってます。最初だったので気合い入ってます。

今回の春は、2月の下旬から週1回で5回入れます。1教室につき1回1万枚×5回。最初に比べると半分ぐらいですが、去年もこれぐらいで問い合わせ数は多かったので同じにしてます。これでも折り込みチラシは多すぎかなと思ってます。


次に2つ目は、学校でチラシを配ったこと。これは折込チラシよりも効果があると思ってて、非常に重要視してます。

十三部教室の近隣の中学校3校へ、新規開校のチラシを配りに行きました。チラシといってもクリアファイルにチラシと塾のリーフレットを入れて配ります。まあ、配るものは何でもいいんですが、チラシだけだと捨てられる可能性大なので、ちょっとしたオマケを付ける感じです。ペンとか消しゴムとかつけてもいいと思います。

新規開校してすぐに2回ぐらい配りにいきました。1件でも反応があれば大成功だと思ってやってて、実際の反応も1~2件程度。十分ですね。準備にかかる費用は1万円もかかってないのでコスパ最高。


で、3つ目がFacebook広告。これは地域と対象年齢を絞って1万円程度。直接問い合わせはありませんでしたが、「Facebook見た」という声は数件聞きました。SNSはまだほとんど手を付けていないので、前から準備しておけばもっと反応はあったかも。今回はお試しですね。


新規開校の広報活動として外部に行ったことはこの3つです。実際この程度の広報活動でも 問い合わせがたくさんあり、今までの新規開校の中で一番の問い合わせ数と生徒の入会がありました。

なぜ過去最高数の問い合わせがあったかというと、一番違うところは既存の3教室に通っている生徒からの紹介が多かったことです。だから広告宣伝は関係なし。

あと問い合わせとして多いのは「看板をみて」です。教室の看板をできるだけ大きく作り、あと教室内が見えるようにカッティングシートなどは貼らないようにしています。

外から教室を見た時の印象というものを重要視していて、これも一種の広告と言えますね。


広告宣伝でこれが一番反応がある!というのははっきりいってわかりません。複数の媒体を見て問い合わせいただくことがほとんどだからです。「看板見て、ホームページ見て、チラシも見て」や「チラシを見て、ホームページで調べて」という感じで、折り込みチラシだけ見て電話してくるご家庭はほとんどいません。


今後は折込チラシを減らして、ネット系の広告に力を入れていく予定です。そのためには、日ごろからの情報発信が重要。

ブログやSNSでの情報発信を積極的に行い、塾のことを知ってもらい「なんかいいよね」と思ってもらう。そういう直接ではなく間接的なマーケティングに移行していく時期だと思います。


というわけで、最後に広告宣伝で重要な順に並べると、

看板 > 学校校門でのチラシ配り > ネット系 > 折込チラシ

この順に重要だと思っています。ゼロから教室を作るときの費用の総額は折り込みチラシをどれぐらいやるかによって変わってきます。

「折り込みチラシはもうダメ」と散々言っておきながら言うのもあれですが、新規開校時には広告宣伝費をケチってはいけません。なぜなら、「新規開校」というのは最高の売り出し文句だからです。

はっきり言って色々なキャッチコピーを試してみましたが、一番反応がいいのがこの「新規開校」です。これを使わない手はないと思います。なかま塾はやりませんが、新規開校時にポスティングは有効だと思います。

ポスティングは以前の会社ではやっていました。ほとんど反応はありませんので、お知らせ程度ですが、それでもやらないよりはましです。また費用がチラシ代と自分の時間だけですむので格安(業者に頼めば別)。


とにかく初速が大事です。のんびり新規開校して徐々に口コミでなんて言ってると、一年目で100名なんて到底無理ですし、最初でこけると30名もいかないなんてこともあると思います。

1年目で30名集まればOKなんてことを言うFC本部もあるみたいですが、もうそれは地獄ですね。どんなに利益率のいい形態の個別指導塾であろうと、1年目に最低50名以上は集まらないと、その後苦戦が続きます。やれることは全てやっていきましょう。


広告宣伝において一番大事だと思っている看板。この重要性に気付いていない人が多い気がします。

この看板については、「内装外装編」で詳しく書きたいと思います。